バストアップ
40代でもバストは大きくなる!?
2014年8月11日
ふっくらと豊かなバストは女性の憧れ―
でも、バストが大きい人、小さい人にはどんな違いがあるでしょうか?
バストアップに関係するのは、「乳腺」「脂肪」「筋肉」
バストとは、筋肉の上にのっている脂肪を中心にした組織のこと。
皮膚が脂肪、乳腺、乳管を覆い、乳頭と乳輪が表面についている構造になっています。
バスト自体には筋肉がないため、皮膚の弾力性とクーパー靭帯というコラーゲン繊維組織の束で、脂肪や乳腺などの重みを支えています。
バストアップに関係するのは、「乳腺」と「脂肪」、その下にある「筋肉」です。
筋肉は筋トレなどをすることで大胸筋が発達すれば、胸が大きくなったように見えます。
脂肪は、体重を増やすことで脂肪層を厚くすれば増えます。
乳腺はホルモンの影響を受けますので、ホルモンの分泌を促してあげればよく、妊婦さんのバストが大きくなるのはこのためです。
それ以外にも、バストの大きさを左右する根本的な決め手として3つの影響が考えられています。
<バストの大きさを左右する3つの決め手>
1.ラクトゲン受容体
乳腺の中にできる組織のひとつ。
15歳頃の成長期に作られ、成長ホルモンの影響を受けてバストが大きくなります。
ただし、もともとバストが小さいのは、ラクトゲン受容体が作られていない可能性もあります。
2.成長ホルモン
ラクトゲン受容体が作られる15歳頃に、極端なダイエットをしたり寝不足が続いたりすることで成長ホルモンの分泌量が低下した場合、たとえラクトゲン受容体が作られていてもバストが大きくならないという可能性があります。
3.女性ホルモン
女性ホルモンには卵胞ホルモンと呼ばれる「エンストロゲン」、黄体ホルモンと呼ばれる「プロゲステロン」があり、この2つのホルモンが正常に分泌されることでバストが大きくなる可能性があります。
これら3つの影響を考えると、バストが大きくなるかどうかは15歳頃の成長期にちゃんとラクトゲン受容体が作られるかどうか、その時期に、成長ホルモンが正常に分泌されているかどうかによって左右されると言えます。
では、大人になってしまうとバストが大きくなることはないのか?
もともとラクトゲン受容体が作られているのであれば、成長ホルモンや女性ホルモンの分泌を活発にすることで、大人になっても40歳代頃まではバストアップが可能だとも言われています。
特にエンストロゲン、プロゲステロンという2つの女性ホルモンの分泌を活発にすることで、エンストロゲンは乳腺を増殖し乳管を発達させ、プロゲステロンは乳腺と乳腺葉の発達を促してくれます。