バストアップ

バストの知識

2016年6月8日


バストの知識
美しいバストラインは男性ばかりでなく女性からも好感がもたれます。今まで、身近でありながらあえて知ろうとしなかった乳房の知識がわかれば、バストアップしようというときにもきっと役立つはずです。
女性ホルモンとも大きな関わりをもっている乳房についてご紹介します。

このコラムで解説していること

  1. 乳房の構造
  2. 乳房と女性ホルモン
  3. バストの発育

■乳房の構造について

乳房の大きさや形にはかなり個人差があります。乳腺の発達度と皮下脂肪の量によって決まります。また女性ホルモンの分泌量によっても、乳房の張りや弾力に大きな違いがでてきます。

乳房の中身は乳腺と脂肪からなり、その回りを皮膚が包んでいます。乳腺と脂肪の割合は約1:9です。乳腺は乳房一つにつき15~20ほどあって、それぞれ塊となり、さらにその先は枝分かれしています。それが乳頭を中心にして放射線状に乳房内に広がっています。

塊の一つを葉(よう)と呼び、その先端にあるのが小葉です。母乳はここで作られます。小葉で作られた母乳は乳管伝わって、乳頭の先から母乳がでるという仕組みになっています。

乳房の大きい人も小さな人も乳腺の数はあまり変わらないので母乳がよく出る、出ないは乳房の大きさとはあまり関係がありません。乳房の大きさはほぼ脂肪の量で決まってきます。

一方、母乳の出の良し悪しは、小葉で作られた母乳を通す乳管がしっかり通っているか、脂肪やその他の要因で詰まっていないかで変わってきます。

乳房の脂肪組織の形は人種や個人差が非常に大きく、妊娠すると乳腺が発達して乳房は大きくなります。そして、年齢を重ねるにつれ、乳房の中身が徐々に衰退するため乳房が張りを失い、徐々に下垂していきます。

■乳房と女性ホルモン

ホルモンとは、化学物質で脳の視床下部、甲状腺、卵巣、睾丸等で作られる体の機能を調整しています。女性ホルモンにより、女性らしさの特徴が現れてきます。女性らしい体型を作り、生理や妊娠をコントロールしています。肌や髪を美しく保ったり、自律神経を安定させる働きがあります。

女性ホルモンは大きく分けて、卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)の2種類があり、8~9歳頃から分泌が始まります。バストの膨らみはこれらのホルモンと大きな関係があり、特にエストロゲンはバストの張りや形成に大きな役割を果たします。

エストロゲンの分泌は排卵直後が最も多く、排卵が終わると急激に減少します。そして、母親になるための準備ホルモンであるプロジェステロンが分泌され、受精されなければ体外へ排出されるのです。これが生理で、平行してバストのハリも次第になくなっていきます。このように、女性ホルモンは毎月一回、女性のバストにも波をもたらしているのです。

男性の場合は、男性ホルモンの一種であるテストステロンを元にエストロゲンが作られて分泌されます。その量は更年期の女性と同程度とされます。まれに、思春期にテストステロンが増えるのにつれエストロゲン濃度も増加し、ホルモンバランスにより女性化乳房が起こることがあります。

■バストの発育

幼児期は男女ともにほとんど違いがない状態です。思春期が始まるころから、男女の違いが出て、バストが発達してきます。その頃から、卵巣から分泌される女性ホルモンが発達し、乳房も発育していきます。

思春期の始まりである8~11歳ころからエストロゲン(卵胞ホルモン)が増え、乳房の発育が始まります。最初に乳輪が大きくなります。次に、乳輪が少し濃くなります。やがて、乳輪の下でコリコリしたしこりができて乳腺が膨らみはじめるのです。この時期、乳首の先がちくちくしたり、つんとひっぱられるように感じることがあります。

発育が進むと、脂肪組織がさらに蓄積し、乳頭が大きくなり乳輪が拡大します。また乳首・乳輪の色の変化が加速し、乳房全体が膨らみ始めます。乳輪が隆起してほぼ成人型となります。

最初は、左右の乳房が必ずしも同時に発育するわけではありません。ですから、片方のバストの乳輪だけがコリコリした痛みがあっても心配することはありません。左右均等になるのは18歳頃です。バストの発達は、民族や遺伝、栄養状態などによって差があります。

発達の初期はまわりの友達と比べて神経質になることが多いものです。発達が遅い、片方だけが膨らむ、などの理由で病院に訪れる人もいますがほとんどの場合、異常があるわけではありません。しかし、12歳を過ぎてもほとんど発達がみられない場合は、卵巣機能不全、エストロゲン(卵胞ホルモン)がうまく乳腺に作用しないことが考えられますので治療が必要になってきます。