乳首の悩み

乳首のぶつぶつの正体=モントゴメリー腺は乳首を守る役目

2016年12月2日


バストケアをする女性乳首に関する悩みは色、形、大きさなど、人それぞれ。なかでも、乳首のまわりのぶつぶつを、気にしている人は意外と多いようです。毛穴が盛り上がったような、小さな虫刺されのような、乳首のぶつぶつの正体は、いったいなんなのでしょうか。じつはこれ、モントゴメリー腺といいます。聞きなれない名前かもしれませんが、もともとはアイルランドの産婦人科医のモントゴメリー医師が定義づけたことに由来してつけられた名称です。

なんのためにあるのかというと、モンゴメリー腺からオイル成分が分泌され、この皮脂が乳首周辺の水分と混ざりあうことで、皮脂膜を作ります。下着や洋服でどうしても擦れたり、乾燥や紫外線から乳首や乳輪を守る役目が、このモントゴメリー腺にはあるのです。

このコラムで解説していること

  1. 乳首のつぶつぶは、妊娠すると大きくなる
  2. 妊娠以外でも、乳首のつぶつぶが大きくなる理由とは?
  3. 油分の多い食事や便秘も、つぶつぶ肥大の原因
  4. どうしても気になるなら美容整形という選択も

■乳首のつぶつぶは、妊娠すると大きくなる

乳首や乳輪を守る働きがあるモントゴメリー腺ですが、このつぶつぶには、もっと大切な役割があるのです。

妊娠すると、乳首のつぶつぶは大きくなりますが、じつはここから皮脂だけでなく、匂いを出して生まれて間もない赤ちゃんでも乳首の場所を教える役目をしています。確かに目が良く見えない赤ちゃんでも、お母さんのおっぱいを迷わず吸えるのは、乳首のつぶつぶ=モントゴメリー腺から出ている匂いに引き寄せられているのですね。

乳首のつぶつぶが大きくなるのは、女性ホルモンによって乳腺が大きくなり、さらに乳房の脂肪が増えていきます。それにつれて、モントゴメリー腺も肥大することが要因だと言われています。

■妊娠以外でも、乳首のつぶつぶが大きくなる理由とは?

妊娠して赤ちゃんにおっぱいをあげるために必要な乳首のつぶつぶではありますが、それ以外にも大きくなる原因があります。

それは乳首のつぶつぶから出る皮脂が原因で、ニキビのように角質がたまってしまうこと。結局、つぶつの毛穴に皮脂がたまり、そこからつぶつぶが肥大してしまうのです。肌にできたニキビのように、潰してしまうのはNG。そこから化膿して、モントゴメリー腺が炎症を起こしてしまうと、さらに肥大してしまうことがあるからです。

また、女性ホルモンや乾燥によって、乳首のつぶつぶがかゆくなるケースもあります。とくに冬の感想は大敵です。乳首の皮膚はもともと薄いことから、かゆみが出て掻いてしまうと、赤くなったり、つぶつぶ自体が結果、腫れてしまうことも。

かゆみが出たら、掻かずに保湿をしましょう。お風呂上りにボディクリームをぬったり、ベビーオイルなどで、乳首のつぶつぶをやさしく指の腹で円を描くようにマッサージするのでもおすすめです。 

ただすでにお伝えしたように、乳首のつぶつぶはもともと皮脂の分泌の多い部位なので、かゆみが収まったら、余計な油分は必要ありません。

■油分の多い食事や便秘も、つぶつぶ肥大の原因

油分の多い食事をとりすぎて体内の脂肪分が多くなると、モントゴメリー腺を刺激して、乳首のつぶつぶが肥大する原因になります。ポテトチップスなどの油分の多いお菓子類、から揚げやてんぷらなどの食べ過ぎには注意しましょう。

便秘も厳禁です。便秘になると腸内に老廃物がたまりガスが出ます。それが腸壁に吸収されて、毛穴からガスが出ることが知られています。

それは乳首のつぶつぶのモントゴメリー腺にも影響し、毛穴から出るガスの影響で皮脂が詰まって肥大する原因になることが知られています。
乳首のつぶつぶが気になる場合は、便秘になっていないか、もし便秘が長引いている場合は、食物繊維の豊富な食事と水分、そして軽い運動を心がけ、まずは便秘を解消するようにしましょう。

また、ビタミンAの豊富な鶏レバーやイカ、ニンジンなどの食物を積極的に摂ると、乳首のつぶつぶの皮脂を解消する働きがあると言われています。たらこ、うなぎ、ほうれん草に多く含むビタミンEも血行を良くする働きがあるので、モントゴメリー腺にたまった老廃物を除去する役目を果たしてくれます。 

■どうしても気になるなら美容整形という選択も

ここまで乳首のつぶつぶの役目や肥大の原因やケア法をお伝えしてきましたが、妊娠出産後で、授乳期が終わり、それでもどうしても気になる方は美容整形で切除する選択もあります。通常は30分前後の手術で除去できます。気になって仕方がないなら、一度、相談にいくのもいいかもしれませんね。