乳首の悩み

マンモグラフィとは?どんなことがわかる?

2017年4月7日


マンモグラフィ女性なら誰もが気になる乳がん。でも、早期に発見できれば完治ができる時代になってきました。乳がんを発見する有効な手段のひとつとされているマンモグラフィについて解説します。

このコラムで解説していること

  1. マンモグラフィとは
  2. 豊胸手術をするとマンモグラフィを受けられない?
  3. 35歳を過ぎたら定期的な検査を

■マンモグラフィとは

マンモグラフィとは、乳房専用のX線検査のこと。「胸・乳房」を表す接頭語である「mammo(マンモ)」と「記録」を意味する接尾語「グラフィ(graphy)」を組み合わせた造語です。

<マンモグラフィでわかること>
マンモグラフィは乳がんの発見に有効です。乳がん以外にも線維腺腫、葉状腫瘍、嚢胞(のうほう)といった乳房の異常が識別できます。

<マンモグラフィの撮影方法>
マンモグラフィを撮影する際は、乳房を機械で挟み、圧迫して撮影します。圧迫するのは、もしも異常があった場合、それをはっきりと写すためです。乳房を片方ずつ、上下から、そして左右から、それぞれ圧迫して撮影するので、計4枚のX線画像を撮影します。若干の痛みを伴いますが、無理のない範囲で我慢しましょう。特に生理前は胸が張り、痛みが強いこともあります。生理後のほうが胸の張りがない分、痛みが少なくなるので、可能であれば予約時に調整するとよいでしょう。

■豊胸手術をするとマンモグラフィを受けられない?

豊胸手術をした人の中には、「マンモグラフィで強く圧迫すると、シリコンバッグが破れたり、ヒアルロン酸の位置が移動したりして、胸の形が変わってしまうのでは?」と心配する方もいると思います。そうしたおそれは、たしかにまったくないわけではありません。

強度のある、劣化しにくいシリコンバッグを使用している場合、マンモグラフィで破損することはまずありません。ただし、安価なものや生理食塩水を入れている場合は、マンモグラフィを受けた際、ごくまれにですが破れてしまうことがあります。そのため、豊胸手術の内容によってはマンモグラフィを受けられないことがあるのはたしかです。

しかし、中には豊胸手術をした人でもマンモグラフィが受けられる施設はあります。豊胸手術を受ける場合、担当医に確認し、紹介してもらうとよいでしょう。

なお、ヒアルロン酸による豊胸手術であれば、体内に定着し、移動することはないため、術後1ヶ月もすればマンモグラフィを受けても問題ありません。

■35歳を過ぎたら定期的な検査を

乳がんや乳腺症といった乳房の病気の発症が最も多いのは、40代〜50代の女性です。そのため、30代後半になったら、女性は2年に一度程度、定期的にマンモグラフィを受けて、異常がないか確認することをおすすめします。

また、ごくまれにですが、10代や20代で発症することもありますので、しこりや違和感がないかどうか触ってチェックするくせもつけておいたほうがよいでしょう。

大切な自分の体です。見た目を気にするのと同じように、目に見えない体の内部にも気をつけていってください。