乳首の悩み

妊婦さんから男性まで。持っている人は意外に多い『副乳』とは?

2016年4月27日


持っている人は意外に多い『副乳』とは?
通常とは異なった場所にできる乳房を「副乳」というそうです。
副乳は左右両方にできたり、または片側だけに見られる場合もあり、女性だけでなく男性にもおこる可能性があるそうです。
副乳の存在に気付いたらどうすればいいのでしょうか?
なぜ副乳ができるのかその原因と、もし痛みなどがあれば、その場合の対処法及び副乳の除去治療についてご紹介しましょう。

このコラムで解説していること

  1. 「副乳」とは?
  2. 副乳の症状
  3. 副乳の治療法や対処法

■おっぱいの不思議~「副乳」とは

私たち人間のおっぱいは二つ、と思いますよね?
ほ乳類である人間は、基本的には一対で二つの乳首をもっています。
ところが、他のほ乳類である犬や猫をみるとわかるように、複数対の乳首をもっているケースがあります。
このことから、ほ乳類が進化の途中で退化しきれなかったものが「副乳」として残ったといわれています。

また、副乳は、女性だけでなく、少ないながらも男性にも見られるそうです。
男性は、母乳を作ることはないので、女性のように乳腺組織や乳房は発達しませんが、同じほ乳類であることを考えても、複数の乳房が退化していったと考えられています。

■副乳の症状とは

副乳は、通常の乳房と同じように女性ホルモンの影響を受けるため、乳房が膨らみ始める思春期や妊娠時に気付く場合が多いです。
特に妊娠時は、分泌されるホルモンの影響で、副乳がいつもよりも大きくなることもあるそうです。
また、副乳は、退化しきれなかっただけであり、お乳であることに変わりはありません。
乳腺組織を持つ副乳は、産後六週間~八週間の時期になると、正常の乳腺と同様に乳汁を作ろうとするので、張りの現れや、痛み、母乳が出てくることもあります。
色素が濃くなることもありますが、一時的なものなので心配はないようです。
多くの場合は、出産授乳後には以前のような状態に戻るでしょう。

■副乳に治療法や対処法はあるの?

副乳に張りや痛みが出る場合、治療法・対処法としては、マッサージなどの不必要な刺激を加えないようにしましょう。
副乳で授乳するわけではありませんので、とにかく副乳の乳腺に母乳を作る働きを忘れてもらうようにすることが重要です。
刺激を加えると副乳は、母乳を産生しようすることから、刺激を与えないようアイスノンなどで冷やしたり、感染症を防ぐため、乳首は特に清潔に保つようにしましょう。
副乳の痛みがひどければ、感染症の疑いがありますので、抗生剤などの投与が必要になります。
そういった場合は、産婦人科や乳腺外科を受診しましょう。

副乳のある場所によってはボディラインに影響することもあります。
副乳が大きくて目立つようなら、美容的問題から取り除くことも可能です。
副乳の切除手術方法は、ほくろやイボと同じように行い、5㎜以下の小さい副乳の場合、レーザーでの治療も可能です。

また、副乳は、ホルモン治療で切らなくても済む場合があります。
いずれにしても、胸もとの美しさに大きく関わることなので、副乳の切除手術を考えるなら、手術症例数の多い信頼できる病院を選ぶようにしましょう。