乳首の悩み

おっぱいがもう1つ?それは副乳かも

2017年1月10日


女性「副乳(ふくにゅう)」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。一般にはあまり知られていませんが、実は悩んでいる、という人も少なくありません。
ふつう、私たちの乳房は胸の左右に1つずつありますが、ときおり、通常とは異なった場所に乳頭や乳輪が存在することがあります。ときには、少し陥没した、えくぼのような状態で表れることもあります。
副乳は生まれつきのもので、女性、男性ともに起こり得ます。犬や猫のように、哺乳類の動物はたくさんの子どもを出産するため、複数の乳頭が必要になります。人間も同じように複数個所に乳腺のもとができるのですが、人の場合は通常、母親のおなかにいる間に退化してなくなっていき、正常な乳房のみが残るようになっています。しかし、このときになくならないまま残って発育したものが副乳として表れるのです

このコラムで解説していること

  1. ミルクライン上にできる副乳
  2. 痛みや腫れが生じるなら、一度専門家に相談も
  3. ほくろを除去するようなイメージで。施術は比較的簡単
  4. ビキニも!ノースリーブも!思い切り楽しもう!

■ミルクライン上にできる副乳

副乳のできる位置は、ほぼ決まっています。乳腺は両わきの下から恥骨へ、そして内ももに向かって伸びていて、このラインのことを乳腺(ミルクライン)といいます。ミルクライン上は、乳房が発達する要素があるので、副乳はこのライン上ならどの位置にできても不思議ではありません。しかしほとんどは、わきの下や乳房の下側に見られることが多いようです。
この副乳は、ホルモンの影響も受けていますので、妊娠中に大きくなったり、色素が濃くなることもあります。人によっては、このときに初めて副乳の存在に気づいた、というケースもあるようです。乳腺まで発達した副乳の場合、まれにそこから母乳が出ることもありますが、やがて自然におさまるので、特別な処置は必要ありません。

■痛みや腫れが生じるなら、一度専門家に相談も

人によっては、ごく小さいものもあり、ほくろやイボ、脂肪のかたまりと思いこんで、気づかないまま過ごしている、ということも少なくありません。しかし、生理が近づくとホルモンバランスの急激な変化によって副乳腺がはれたり、痛みを感じる場合もあります。基本的に、副乳は、特別な症状がなければ放置しておいて大丈夫なものです。しかし、痛みが生じたり腫れたりなどの症状が出てきた場合は、一度、専門家に相談した方がいいかもしれません。

■ほくろを除去するようなイメージで。施術は比較的簡単

副乳のある女性のなかには、見た目がコンプレックスとなって、なんとかしたい、と悩んでいる人も多いようです。副乳の悩み相談や除去は、乳腺外科や美容整形クリニックなどで可能です。副乳には乳頭だけの場合や、乳輪、あるいは乳腺まで発達している場合もあるため、その状況に合わせて施術することができます
取り除く方法は、ほくろやイボと同じようなイメージです。乳頭だけのものや、5㎜以下のごく小さいものは、レーザーを使うことが多いようです。わずか5~10分程度できれいにすることができ、まさにほくろを除去するのとほとんど変わりありません。
サイズが大きく、乳輪や乳腺まで発達している場合はメスで切除します。副乳の大きさによって個人差はありますが、切開する場合は、皮膚のシワに沿ってメスをあて、特殊な糸で縫合するため傷跡は目立ちにくくなります。施術直後は多少腫れることもあるようですが、時間経過とともに腫れは引きます。数カ月後には傷跡もシワと同化してさらに目立ちにくくなります。

■ビキニも!ノースリーブも!思い切り楽しもう!

ただ、副乳かどうかは、自己診断が難しい場合もあります。乳房の周辺にあるものだと、乳がんであるケースも考えられるので、しこりや痛みなどの違和感があるようなら、専門の医師の診察を受けることが大切です。
副乳は本来、必要のないものなので、取り除いても体に悪影響が出ることはありません。もちろん、出産後の授乳にも問題はないので、もしも副乳によるコンプレックスを抱えているなら、美しいバストを目指すために除去することを検討してもいいかもしれません。副乳を除去したことで、「ビキニを堂々と着られるようになった!」「ノースリーブの服が着られるようになった!」など、オシャレが思い切り楽しめるようになることだってあります。
美容整形クリニックでは、単に副乳を切除するのではなく、さまざまなカウンセリングを経て左右差のバランスや仕上がりの美しさなども検討してくれます。この機会に、バストのコンプレックスを相談して、自信を持てる胸元にしませんか。