ツンと飛び出しているはずの乳首が引っ込んでいる状態を、専門的には「陥没乳頭」といいます。正常な状態ではないので、気になるのは当然。

見た目に美しいと感じられないのも嫌ですが、問題は授乳時にあります。刺激すると乳首が出てくるなら影響はありませんが、出てこないようだと赤ちゃんがくわえることができません。

また、衛生面も心配です。汚れがたまりやすく落としにくいことで、乳頭や乳腺の炎症を引き起こすこともあるのです。

こうした様々な問題を解決すると同時に美しく整える、高須クリニックで行っている手術をご紹介します。

■ツンと上向いた美しい乳首にする『陥没乳頭手術』

陥没の程度や方向などの状態は人それぞれ。その人の状態に合わせて手術の方法も微妙に異なってきますが、「乳輪部分を切開して裏から乳頭を押し上げる」というのが基本です。
そして陥没の程度や方向などによって、どこをどれくらい切開して押し上げるかが違ってきます。

この手術の大きな特徴は、授乳に必要な乳管は傷つけず、切開跡も目立たないこと。また陥没乳頭を改善するだけでなく、乳頭を美しく整えられるというメリットもあります。
通常の乳頭と陥没乳頭

[施術のSTEP]

STEP1 カウンセリング・診察
・陥没の状態や乳輪とのバランスなどを確認し、希望を入念にうかがう。
・症例などを用いて変化の度合いを提示。
・手術の流れやアフターケアなどの説明。

STEP2 手術前
・麻酔:麻酔クリームを塗った後に局所麻酔。
・デザイン確認:希望の形を医師と患者が最終確認。

STEP3 手術(約30分)
・個人の状態や希望に合わせて、切開・押し上げ・固定。

STEP4 手術後
・術後すぐに帰宅可能。普段と同様の生活が送れる。
・7日~14日後に抜糸。
・不安や気になることがある場合は丁寧にフォロー。

[その他施術データ]

麻酔 クリーム麻酔と局所麻酔併用
施術時間 約30分
術後の通院 1~2回
痛み・腫れ 1~2週間(個人差あり)

■もっと知りたい!陥没乳頭の手術

あなたの疑問に答えます!

  • Q. 切開する治療なので、術後がいろいろ心配です。傷跡は目立ちませんか?乳首の感覚が変わったりしませんか?
  • A. 当初は気になるかもしれませんが、やがて落ち着いていきます。
    手術跡が目立つのは、術後7日程度に行う抜糸の頃まででしょうか。極細の針と糸を用いて縫合しているので、切開口が治癒してくれば、パッと見ではほとんど目立たない状態に。時間が経つほどキレイになっていくので、人目にわかってしまう心配はまずないでしょう。感覚については、しばらく鈍くなるという方もいますが、3~6ヵ月程度で徐々に元のように戻っていきます。
  • Q. 痛みに弱いので、術中・術後の痛みに耐えられるか心配です。
  • A. ゼロとは言い切れませんが、極力痛みのないように配慮しています。
    術中については局所麻酔をしてから行いますので、ほとんど何も感じないくらいです。当院では極力痛みを軽減した快適な手術を目指し、局所麻酔の注射の痛みを軽減するために事前にクリーム麻酔も塗っています。術後すぐは多少の腫れや痛みが出ますが、鎮痛剤を処方することもできますので、ご安心ください。
  • Q. 妊娠中です。出産前に治して、スムーズに授乳できるようにしておきたいのですが、手術は可能でしょうか?
  • A. 出産後にかなり安定した状態になってから受けてください。
    残念ながら、一般的に妊娠中の手術はできません。少なくとも当院ではお受けしておりません。妊娠は病気ではありませんが、麻酔が必要なため胎児への影響が考えられるからです。正直、授乳中も普段とは体調が異なるため手術は難しいでしょう。しっかり身体が安定した状態になってから、再検討してください。これでは授乳には間に合わないので、現在の産科の担当医から対策を教えてもらうのが先決です。
  • Q. できれば切開したくないです。手術以外に治す方法はありませんか?
  • A. 現状で完全に治す方法は、手術のみです。
    刺激すると乳首が出てくる軽度の場合は、マッサージや吸引を根気強く続けると、ある程度は改善するといわれています。ただ、やはり完全に治すのは難しいもの。まずはご自身で努力をされ、満足できる改善が得られなかった場合は、手術を再検討してみてください。
  • Q. 乳首が引っ込んでいるだけでなく、乳輪の大きさも気になっています。陥没乳頭と同時に乳輪縮小や乳頭縮小などの手術もできますか?
  • A. ケースバイケースです。診察の上で適切な方法を考えていきます。
    同時にできる場合もあるのですが、その方の状態によっては2回に分けなければいけないこともあります。ご希望をじっくりうかがい、診察で医師が適切な判断を行うことになります。

■症例写真

陥没乳頭

ビフォー・アフター
Before After
Before After
高須幹弥医師からのコメント
思春期頃から人とは違う乳首の形状に悩まれていました。ご本人は見た目を気にされていましたが、問題はそれだけではありません。この方の場合は、刺激しても乳頭が出てこない重度の陥没乳頭。ここまで乳頭が陥没していると授乳ができないのです。未婚の方でしたが、将来に備える意味も含めて手術をすることになりました。美しい乳首を手に入れ、授乳の不安も解消。晴れやかな笑顔で、クリニックを後にされました。

陥没乳頭

ビフォー・アフター
Before After
日下志厳医師からのコメント

刺激しないと乳頭が出てこない重度の陥没乳頭だった方です。手術により、乳頭がしっかりと引き上げられたことで、美しい形状になりました。乳輪部分を切開するため、手術の傷跡も目立ちません。

高須クリニックで行った陥没乳頭手術の症例写真については、こちらよりご確認ください
高須クリニック:陥没乳頭の手術 症例一覧