乳頭縮小や陥没乳頭手希望の患者さまから、「いつから運動していいの?」「性行為はいつからしていいの?」などの質問をいただきます。それでは高須幹弥先生にお答えいただきましょう。

Dr.高須幹弥:日本人によくみられる「陥没乳頭」を治療するための手術や、大きい乳頭を縮小するための手術は、どちらも手術直後は乳首に傷ができてしまいます。この二つの手術の術後は、どちらも乳首を細い糸で縫合した状態になります。そして、ダウンタイムとしては、乳頭縮小や陥没乳頭手術はほぼ同じですので、それらの手術をしたあとの運動の目安や、性行為をいつからしていいかは、だいたい同一の期間となります。

それでは、運動と性行為を控えた方がいい期間についてお話ししましょう。

まず運動に関してですが、術後の傷が残った状態で患部がこすれてしまうと痛みを生じますので、落ち着くまで運動は控えていただきます。また、直接の刺激がなくても、1週間くらいの間は運動などで全身の血行がよくなると痛みがでてしまうこともあります。そのため、手術をして1週間程度は、運動をしないほうが無難です。また、乳首に刺激がかかるような運動は1カ月を目安に控えるようにしてください。

性行為に関してですが、乳首を触られたり、舐められたりすることは抜糸までは避けるようにしてください。乳首を攻めなければ手術翌日からでも性行為はできますが、激しいセックスは全身運動になるので、患部に痛みがでることも考えられます。また、どちらの手術に関しても抜糸が終われば、傷あとはほとんど分からなくなります。抜糸までの期間は、人によってさもありますが、約2週間程度となります。そして、抜糸後はきれいな形やバランスの乳首となります。ただ、見た目がきれいであっても刺激に敏感になっていることもあります。その状態で刺激されてしまうと痛みがでてしまうこともあるので、できるなら、抜糸が済んだ後3週間は避けてください。

風俗で働いている人は、最低限、抜糸が済むまでは仕事を休んだほうがいいでしょう。可能であれば、抜糸後、3週間程度は様子見するのが一番いいでしょう。

また、ブラジャーの使用に関してですが、手術直後であってもつけていただくことは構いません。ただし、乳首に傷あとが残っていますので、圧迫するようなきつめのブラジャーは避けてください。抜糸するまでの間は、圧迫やこすれで痛みが出てきてしまいますので、ゆるめのブラジャーを、服などでこすらないためにも着用していただいた方がいいでしょう。運動時のスポーツブラなどは、服などでこすれてしまうことは防げますが、圧迫をしてしまうので、使用はお勧めしません。1カ月を経過したら、普段つけているブラジャーをしていただいても問題はありません。

ワンポイント

  1. 乳頭縮小手術や陥没乳頭修正手術後1週間は、激しい運動を控える
  2. 乳首に刺激がかかる運動は1カ月を目安に
  3. 性行為で乳首を触られたり、舐められたりするのは3週間待つ